相続について

Q 相続とは?
相続については、時代的な背景や国や地域によって様々な考え方があって一概にかつ断定的に
定義づけることは、非常に難しいことです。私有財産制を基本とする、近代法の下では、学者
の説明は、「私有財産制度の下における家族的共同生活の必要」が相続の根拠である。として
おり、さらに
 @ 親族関係が家族的共同生活の横の関係であるのに対して、相続は、縦の共同関係である。
 A 今日の家族的共同生活は有限家族であって、相続はそのうちの一人の家族の死亡による
   生存家族の生活保障のため為される死亡家族の遺産の精算である。
としています。

Q 相続の開始は?

ある人が死亡すると、必ず相続が開始します。死亡以外の相続開始原因、いわゆる隠居、生前
相続は
現行民法では認められておりません。もっとも失踪宣告を受けた者は死亡したとみなさ
れますからやはり相続が開始します。
 相続は被相続人が死亡した瞬間に開始します。

Q 相続の財産とは? 

相続財産は、被相続人が死亡当時所有していた積極・消極の財産の総体で遺産と同じ意味です。
相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利・義務をを継承します。又
相続人が二人以上の場合には、共同して継承します。財産に属した一切の権利・義務ですから
親族法上のものを含みません。しかし、財産法上の法律関係の一切を含み、物権、債権、債務
のような現実の権利義務に限らず、被相続人が負担していた売主としての担保責任、承諾を為
しうる地位も含まれ、これらの法律関係が一応当然に、かつ包括的に、相続人に移転します。
すなわち相続人は被相続人の契約その他財産法上の地位を継承するといって
よい訳です。し
たがって占有のような事実関係も当然に相続
に移転します

 この原則に対しては、しかし、重要な例外がありますそれは、「被相続人の一身に専属した
もの」は継承しないことです。この一身専属的なものの例としては、

 @ 契約関係における委任者又は受任者の地位、代理関係における本人又は代理人の地位、
   など当事者の個人的信頼を基礎とする法律関係
 A 精神的損害に対する慰謝料請求権のように行使するか否かを本来権利者個人の意思にか
   かわらせるのを適当とする権利
 B 芸術作品の作成ないし供給契約上の債務のように、本来債務者自身が給付しなければ、
   達成しないような一身専属的な債務

Q 相続人は? 

1. 血族的相続人とその順位
    
    @ 第一順位被相続人の子
      
   
A 第二順位 被相続人の直系尊属
       
    B 第三順位  被相続人の兄弟姉妹
     
2. 配偶者

Q 相続分は? 

Q 相続手続は? 

相続に関する調査・資料収集、遺産分割協議書の作成等相続関係の問題の解決は

が承ります。
相続人 尊属 兄弟姉妹 配偶者
    子と配偶者     2分の1     2分の1
   尊属と配偶者     3分の1     3分の2
 兄弟姉妹と配偶者       4分の1     4分の3