契約書について

契約(契約書)の役割


 契約は近代の私法関係において最も重要な役割を担っています。人の生活必需品の獲得がほとんど売買という「契約」によって行われており、更には、物の生産自体についても契約は欠くべからざる制度となっております。近代法の下では各人に対して平等な権利の主体としての地位が生まれながらにして与えられております。
 したがって、このような社会にあっては、お互いに、その権利能力を認め合って、その自由な意思に基づく合意すなわち契約により他人を支配したり、他人の持ち物を獲得したり、自己のために他人の力を利用したりすることになります。これは近代の社会組織が、諸種の「契約」の基礎の上に築かれているということを意味します。この様に契約の制度、具体的には「契約書」は私たちの社会生活の中にあっては、密接不可分の役割を担っております。

契約の意義
 契約の法律的性質は意思表示の合致 した法律行為であって「債権の発生」を目的としたものであるといわれています。その意思表示は「申込」と「承諾」であるのが通常ですが、かならずしもそればかりとは限りません。なお、広い意味では、債権の発生を目的としない合意、たとえば、夫婦関係や親子関係の発生を目的とする婚姻・縁組のような身分的な合意も、所有権の移転や地上権・抵当権の設定を目的とする合意も「契約」と呼ばれます。

契約の締結

 このように、私たちの生活は無数の契約の連続で営まれておりますが、それらのものの多くは、いわゆる「契約書」といわれるような文書が取交わされてはおりません。そのために、後になっていろいろな紛争が起こってしまうことが多いのです。長期間にわたる賃貸借契約や、金銭の消費貸借などの場合にあっては、特にそれが顕著であるといわれております。長年の当事者がお互いに勝手な解釈をしたり思い違いをしていたり、肝心な証拠がないために、貸金債権の回収が困難になってしまったりするケースが非常に多いのです。
 この様な事態をあらかじめ予想して、将来の紛争を予防することが非常に大切なことです。
近年これを一般的に「法的危機管理」とか「予防法務」と呼ばれております。現代のいわゆる権利主張の時代にあっては、あなたの権利と生活の安定と幸福を守るためには、どうしても必要なことです
 あなたの日常生活の必要からどうしても欠かせない経済的な取引にあたっては、是非「契約書による契約の締結」が必要ですから、常にそのことに心がけましょう。
 また事業を営んで居られる方には、なおさら重要なことですから、事業経営から生ずる商取引には
必ず「契約書による契約の締結」を励行してください。

契約書の作成

契約書の作成及び締結には

適確に代理を致します。